東洋大の主力選手が夏合宿時に語っていた箱根駅伝の希望区間
前回の箱根駅伝で〝20年連続シード〟を達成した東洋大。今季は全日本大学駅伝の連続出場を逃して、出雲駅伝も9位と振るわなかった。しかし、チームは全日本大学駅伝がないことを〝新たな強化策〟ととらえて、正月決戦に向かっている。はたして〝強い鉄紺〟の復活はあるのか。夏合宿の取材時に聞いた「希望区間」を紹介したい。
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4年生は前回の箱根駅伝で緒方澪那斗が2区(20位)の大役を務めると、前々回10区で区間賞を獲得した岸本遼太郎が4区(3位)で7人抜きを披露。復路では西村真周が3年連続で山を駆け下りすと、網本佳悟が8区(2位)で区間賞に4秒差と迫った。出雲駅伝の出場はなかったが、箱根駅伝では4年生の底力が必要になってくるだろう。なお11月16日の上尾シティハーフマラソンでは西村が1時間1分18秒の自己新で3位に食い込んでいる。
「もともと下りはそれほど得意ではないですし、6区(前回9位)にこだわりはありません。 最後は1区で勝負したいです」(西村真周)
「2区のリベンジをしたい気持ちもありますが、そこに執着はありません。箱根は3区か8区を走りたいです」(緒方澪那斗)
「前回は8区で区間賞にあと一歩届かなかったので、8区でリベンジして区間賞を獲得したいという気持ちと、復路で大事な9区を走りたいという思いがあります」(網本佳悟)